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復帰43年5.15『沖縄平和行進』

5月15日~17日にかけで、沖縄平和行進、沖縄県民大会が開催され東京からも参加してきました。

沖縄が日本に復帰して今年で43年。「基地のない沖縄」をめざして日々運動が進められてきたが現在、辺野古への新基地建設が押し進められようとしている。

【5月15日 キャンプ・シュワブゲート前座り込み行動】

キャンプ・シュワブゲート前で連日行われている座り込み行動に参加

市民による座り込みは5月15日時点で313日を数え連日24時間体制で行っている。

【5月16日 平和行進・集約集会】 

宜野湾市役所で出発集会の後、宜野湾市海浜公園までのコースを7.1kmの北ウイングコース、8.2kmの南ウイングコースに分かれて普天間を包囲するように行進した。

行進の終着地点である宜野湾市海浜公園では両ウイング行進団が合流し、集約集会を行った。

福本勇司副実行委員長は「戦後70年の節目に、辺野古新基地建設強行、戦争法案の審議が始まる重大な時に平和行進を成功させることができた。この成果を全国に広げよう」と総括。藤本泰成・平和フォーラム事務局長も「17日の超党派の実行委員会主催の県民総決起大会に運動をつなげよう」と呼びかけた。

また、沖縄社会大衆党の糸数慶子委員長も駆けつけ、「再び沖縄が戦争の恐怖に陥れられないよう、安保法制にNOを」と訴え、韓国の済州島カンジョン村副会長のチョ・ヨンボムさんからも連帯あいさつ。

最後に、平和行進の各コースの団長、副団長、本土側代表がそれぞれ決意を語った後、行進を支えた多くの実行委員が登壇し、感謝の大きな拍手が送られた。  福本勇司副実行委員長の音頭による「団結ガンバロー」で2日間の平和行進、集約集会を終えた。終了後、東京派遣団は辺野古反対運動のテント村に向かい、ヘリ基地反対協代表の安次富さんから現地の声を聞くことができた。アジアの平和をつくるのは、武力ではなく、平和外交。戦後、戦争のない時代だったが、安倍政権になって、きな臭くなっている。この状況を明日の県民大会オール沖縄で反対の意を政府に突き付けたい。また現在の山城議長の容態をお話しいただき最後に東京平和運動センターの佐藤議長から義援金を手交した。

【5月17日 沖縄県民大会】

沖縄セルラースタジアムで「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会」が行われ3万5千人が新基地建設反対を訴えた。

翁長県知事は「安倍首相は『日本を取り戻す』と言っているが、果たしてその中に沖縄は入っているのか。沖縄はいつまで自らを犠牲にしなければならないのか」と怒りの声を上げ「辺野古新基地建設を阻止することが、普天間基地を唯一解決する策」との発言に会場は立ち上がって拍手を送った。

大会実行委員会の共同代表の元白梅学徒隊の中山きく氏、名護市長の稲嶺進氏、「辺野古基金」共同代表の呉屋守将氏(金秀グループ会長)、「沖縄『建白書』を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」共同代表の平良朝敬氏(かりゆしグループ最高経営責任者)、連合沖縄会長の大城紀夫さんがあいさつ。

 沖縄戦で陸軍の補助看護にあたった中山さんは「軍事基地は戦争につながるばかりでなく、人権侵害の最たるものというのは沖縄戦で得た教訓です」と訴えた。

 ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは、「大会は新たな一歩」と強調。

沖縄国際大学4年古堅智美さんは「民意を無視して建設を進める政府は民主主義と言えるのか。沖縄の青い空、青い海は米兵や日本政府のものでもなく、安倍首相のものでもなく、沖縄県民のものだ」との力強い訴えに会場からは大きな拍手が沸き起こった。

最後に会場全体で「辺野古新基地NO」「屈しない」のメッセージボードを高々と掲げ、新基地建設を断念させるまでたたかうとした決議を採択した。この決議文は実行委員会が5月24日~25日に上京し政府へ手渡した。

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